こんばんは、ふゆです。
それではさっそく2019年夏の新アニメ、
【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】第3話 詳細ネタバレ解説&感想を書いていきます♪
アニメに先駆けた第0話の解説もしております。
アニメ【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】第0話
アニメ【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】第1話
第3話【雷鳴と地下迷宮】
ライネスと、ロッコ・ベルフェバンが雑談をするシーンから始まる。
動物課のカラドロン教が暗殺され、後釜争いをしていること、
ロードエルメロイは、新たに冬木で起こっている聖杯戦争に夢中だということ。
しかしライネスは、本当に大聖杯があるならば、もっと大騒ぎになっていいのに、こんな静かなのは奇妙だという。
そして降霊課も、学部長の娘が死んだのに、静かすぎる。
誰かが情報を握りつぶしているのか、まあせいぜい愛しの兄上に苦労してもらおうか、と悪い笑顔を見せる。
(ここでOP)
教室で騒がしく繰り広げられるのはいつもの現代魔術科の光景と思いきや、ロード・エルメロイⅡ世の様子がおかしい。
フラットの頭をアイアンクローで握りながら、失敗を責め立てる。そして、
『お前みたいな才能があの頃の僕にあれば、僕だってなー!!』と叫んでしまう。
かつての、10年前のあどけないウェイバーが垣間見える。
『取り乱した』と何事もなかったかのように授業を再開。
フィンランドから聴講に来たルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(伊藤静)は、グレイに廊下でエルメロイの体たらくについて文句を言う。
しかしその訳は、家の近くに唯一ある、お気に入りの喫茶店が電気系統の故障で休業状態になったためだという。
このままでは仕事が捗らないと喫茶店へ事情を聞きに向かったロード・エルメロイⅡ世。
ブレーカーが漏電しているようで、どこへか電気が吸われている様子が見て取れる。
調査に入った一般人も行方不明になったりしているらしい。
そしてエルメロイはだいたいの原因に気づいたようで、調査に下水道に入ると、不気味で大きな影に襲われてしまう。
調査から一向に戻らない彼を心配したグレイは、フラットとスヴィンに助けを求める。
スヴェンは、大好きなグレイから、フラットに電話がかかってきたことに、おかんむりのようだ。
フラットから冷静に、スヴェンは携帯を持っていないからじゃない?と言われて、グレイと電話がしたくてスヴィンは携帯を買いに行こうとする。
しかしフラットはスヴィンを連れて、エルメロイのもとに助けに出かける。
下水道でグレイと合流し、エルメロイが倒れているのを見つける。
エルメロイは、電気を食う獣がいる、と言って、気を失う。
スヴィンはエルメロイを連れて病院へ、フラットとグレイは調査をしに奥へと進む。
グレイは、私はスヴィンに嫌われているのか、と聞く。
フラットは、距離感を取るのが苦手なだけ、という。
『フラットもスヴィンも、エルメロイ先生がいないと、まともに人間扱いしてもらえなかったんだ』
先生は、いつも私たちのことを見てくれています、と嬉しそうなグレイ。
そして目を覚ましたエルメロイは、どこかへ電話を掛けた。
奥へ進んだグレイとフラットは、ネズミ捕り業者の死体を見つける。
そこへ現れた電気を食う獣を二人で封じ込める。
そしてフラットの魔術で隠し扉を開け、魔術師の工房を見つける。
そこへいたのは、動物課のグルドア・ダべナント。
『ロードエルメロイⅡ世の教室から来ました、ノックしたの気づきませんでした?』と茶目っ気る。
『あの成り上がりの現代魔術課か、成り上がりの弟子が私の工房を破壊しに来たのか』
『あの怪物が、罪もない人を殺すからです』
『罪もない?われらが根源に至るまでの過程に過ぎない。殺しが目的ではない、過程に過ぎない』
そういって、動物魔術を使い、動物の怪物で襲おうとする。
するとその瞬間、ロードエルメロイとスヴィンが結界を破ってくる。
『私は、あなたの犯罪を糾弾に来た。あなたの雷と毛皮ある獣を用いたもの。
すなわち、木製の領域に属する。この祭壇、あなたが他者を支配するためのものだ。
動物課の重鎮が暗殺され、ポスト争いが激化している。お望みは、ゼウスの力による栄達ですか?』
『俺の研究を盗みに来たのか!』
『この地区の電力消費量は明らかに大きく、電気ウサギのえさにしている。
最近この地区で起こっている切り裂き連続殺人、それと照らし合わせれば、ここで何か起こっていることはすぐわかる。
拘束させていただく。時計塔の最大の禁忌、神秘の隠匿を踏みにじった。
あなたのことは、もう告発し、動物課にも知らされている。
あなたの失脚を、動物課の方々は大変お喜びでしたよ』
『100年前なら、なんでもなかったことなのに』
『あなたはただの、常識的な魔術師でしたよ。これが、現代というものです。
我々は、魔術と現代の融和のためにあるのですよ』
ーそして、拘束されたグルドア。
そのあと、みなと座り込むエルメロイ。
半分ははったりだった、実力行使に出られれば、何もできなかった。という。
エルメロイは、征服王、イスカンダルの言葉を思い出す。
『あのどっかの馬鹿が言ってたな。時として、堂々たる振る舞いは、実力以上の結果をもたらす』
でもこういうのは、私のがらじゃない、と。
あの大きな背中を思い出す。
『師匠、今日は本当にお疲れさまでした』とグレイ。
(ここでED)
そして、無事に再開した喫茶店で、ごはんをふるまってもらうエルメロイ達。
その席には、ライネスとルヴィアの姿も。
『聖杯戦争でしたっけ?その境界参加枠の二つが、締め切られたそうですわよ』
そうルヴィアに言われ、蒼白の表情で呆然とするエルメロイ。
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冒頭の、感情を爆発させる大人げない感じの浪川さんめっちゃ好き。
結構、生徒たちに慕われてるんだね。
自分自身の経験もあるからか、いろんな生徒たちのいいところを見てあげることができる先生のよう。
それにしても、10年前の冬木の聖杯戦争から、イスカンダルとの短い日々が、彼の中にしっかりと生きているようです。
でも、とうとうまたあの聖杯戦争がはじまり、ウェイバー気分というか、あの日のことが思い出されて仕方ないみたい。
あのかわいいウェイバーちゃんが見え隠れするシーンはほっこり。
それにしても、シュッとしたね。めっちゃ成長期来たのね。
イスカンダルの大きさが、ウェイバーにも乗り移ったのかな。だといいね。
それにしてもウェイバーは金髪美女に縁があってうらやましいね。
ルヴィアは監獄学園の副会長のイメージがある伊藤静さんなので、ドSキャラかと思ってしまう。
酒飲みっぽい。
それでは次回、第四話をネタバレ解説いたします♪