こんばんは、ふゆです。
それでは早速、【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】アニメ第一話に先駆けて、
先行放送されていていた、アニメ第0話 墓守と猫と魔術師 のネタバレ解説をしていきます♪
まだロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace noteについて詳しく知らない方は
【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿】とは? をご覧ください♪
アニメ第0話 墓守と猫と魔術師
物語は、時計塔の君主(ロード)のひとりであり現代魔術科の学部長、ロード・エルメロイII世(浪川大輔)が、個性豊かな生徒たちに向け授業を行う場面から始まります。
『全ての物事は照応している我々の肉体は小さな宇宙である
それは大きな宇宙と照応している。鏡は人類が最初に手にした異界を覗くための道具だ
鏡の中に移っている像は本物ではないが本物の君達と照応していると考えられる』
その授業に、生徒であるフラット(松岡禎丞)が茶々を入れる。かわいい声の松岡君です。
『さすが、グレードビックベンロンドンスタービックベン先生!』
先生の名前、一文字もあってないぞ、と隣の生徒、スヴィン(山下誠一郎)に突っ込まれるが、
『本質と照応していればいいんだよ』という。
しかし、今のたわごとを説明しろ、と言われたスヴェンによって、
『フラットはことあるごとに先生に変なあだ名をつけることで、先生を偉大な存在にしようとしています。自分物に彼の脳みそのサイズに照応します』と言われてしまいます。
『そうだ。私という本質は何も変わっていないが、映し出された影は、本質と照応していてもそれそのものではない。つまり、陰に干渉することによって、それそのものを書き換えることができる。
魔術とは、根源の影に過ぎないこの世界を、変質させる技術ともいえるだろう』
その授業の様子を、他の科の学部長たちや、様々な人も見学しています。
授業を終え、学部長たちとの会議に出席したロード・エルメロイII世は、嫌味まじりに授業を褒められます。
忙しい身なので、退室したいというが、面々に権力争いのための身の振り方を問われます。
家に帰ったロード・エルメロイII世は、内弟子のグレイ(上田麗奈)と、グレイがエサをあげたために家にいついてしまった黒い野良猫に出迎えられます。
授業後の会議の内容に憤慨しているロード・エルメロイII世は、グレイが話しかけるも、一服してからにしてくれと言って葉巻を吸いに行きます。
グレイに、私に旗色を明らかにしろといってきた、常に時計塔は権力闘争に明け暮れている。と愚痴をこぼす。
『私は代理のロードだ。実力が見合っていないことはわかっている。そんな暇があれば研鑽をしたいんだがな』
と、冷静に語っていたものの、立ち上がったかと思えば
『なのに、あの魑魅魍魎どもめ!!あいつらは地獄に落ちるがいい!!!』と、急に感情を爆発させます。
そして、一服した後、ロード・エルメロイII世は”例の書類”を提出するためにグレイと学校へと戻ります。
廊下で、フラットは大きな荷物を持って歩いていると、ロード・エルメロイII世とぶつかります。
中身がちらばり、ロード・エルメロイII世の体に突き刺さりました。
ロード・エルメロイII世は、さっき学部長たちを呪った時の呪詛返しだ、といいます。
そんな時にも、フラットは、変なあだ名をつけることばかり考えていました。
資料を提出し、また家に戻った二人は、さんざん愚痴を言いますが、匣に目と口がついた形をしている魔術礼装、アッド(小野大輔)に、間抜けの見本市だ~と笑い飛ばされます。
はじめ小野Dだとは気づきませんでした。変声機かなにかで声を変えているのかな。
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場面は変わって次の朝、グレイと大あくびをしているロード・エルメロイII世は街中を歩いています。
夜更かしして、本を読んでいたようです。
今日明日は休校だ、構わないだろう、とグレイに言うロード・エルメロイII世だが、その先で
最近よくいついていた黒い野良猫が、事故で大けがをしているのを見つけます。
ロード・エルメロイII世は悪態をつきますが、
『せめて、私の目の届くところで事故にあってくれたらよかったのに』と、スーパーツンデレを繰り出します。
そして猫を抱えて家に戻りました。
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場面は変わって、学校のシーン。
ロード・エルメロイII世の義妹にあたるライネスは、性悪そうな一級講師ブラム(野島裕史)に問われます。
『ロード・エルメロイII世が、野良猫を抱えて部屋に入ったという話を聞きましたが、いけにえの実験にしては初歩的すぎませんか』
『兄のことだから、単に猫に同情しただけだろう』と言います。
『は?道場?魔術師のロードがそんな常人めいたことを・・・』
『私たち魔術師は、だれしも異常なんだ。その意味では、わが兄は最も魔術師らしいと言えないかな』
といって、かっこよく立ち去るライネスちゃん。
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場面は変わって、部屋で何も食べずに徹夜で書き物をするロード・エルメロイII世。
その前には、大けがをした野良猫が。
しかし願いはかなわず、猫は死んでしまったようで、翌朝木の下に二人で猫を埋めました。
グレイは言います。
『師匠は時々、感情的すぎます。土の上を歩いていることと、土の下で眠っていることに、大した違いなどありましないのに。
違っているのは、眠ったはずなのに歩いているものだけです』
『わからなくていい、こんなのは気の迷いなんだ。私が優秀な魔術師だったら、こんなけがは直せたはずだ。いつも間に合わない、それが私なんだ』
慰めるグレイに、その顔を私に見せるな。というが、グレイはうれしいです。という。
その刹那、グレイは野良猫の声を聴きます。ロード・エルメロイII世は信じないが、
『あの子の声です!』と必死に言うグレイに、ロード・エルメロイII世は影の存在を確信します。
フラットとルシアンを呼んだロード・エルメロイII世は、猫を呪った犯人の車を魔術で割り出します。
なんと犯人(飛田展男)は、ロード・エルメロイII世を殺すために猫に呪いをかけていたのでした。
呪詛返しをしたら終わりなのでは、と問われますが、犯人がだれかわからないだろう?といって、ルシアンの効く鼻をつかって犯人を追跡します。
循環した呪いは、犯人にも及んでいたのです。
フラットの魔術で、犯人を追い詰め逮捕し、呪いが解けたロード・エルメロイII世。
しかし実行犯が逮捕されたのみで、真犯人についてはまるでわかりませんでした。
あの猫は、ロードである自分のせいで死んでしまったのだ、と感傷に浸る。
『それでも、拙は、先生に助けられました。きっと、あの猫も』とグレイは声を掛けますが、
『私たちが触れられるのは、多種多様な事実であって、一つの真実ではない。
誤解で、すれ違いで、思い違いで、ひたすら滑稽なだけの繰り替えしが、私たちの生きている世界だよ。
鏡に映った影のようなものだ。ある意味、お前との戦いはわかりやすかったな。
だけど、いま、私が戦う場所は、ここなんだ』
と言いました。
電話が鳴り、法制科からの呼び出しがかかります。
いつもの厄介ごとだよ、というロード・エルメロイII世。
浮かない顔で、学校へと向かいました。
そして光で全容の見えない、昔の集合写真のようなものが写ります。
おそらく、まだロード・エルメロイの生徒だったころの写真でしょう。
(ここでED)
飛田さん、無駄遣い感がすごいw
浪川さん、見た目も洋風のゴエモンっぽかったですが、声もゴエモンちっくで低音でした。
しかしたまに感情を暴発させるところは、過去を彷彿とさせるほっこりシーンですね。
ライネスちゃんのドSさがひしひしと伝わってきて、周りの大人もたじろいでますね。
あと野島裕史さんの、底意地の悪そうな役、小物感があっていいですねww
ものすごく天真爛漫童貞だったはずの浪川さん、7いったいこの10年で何があったのだろうか。
これからのアニメ放送が楽しみですね♪
では次回、アニメ第一話をネタバレ解説していきます!