こんばんは、ふゆです。
それでは早速、アニメ かつて神だった獣たちへ 第4話 のネタバレ解説&感想を書いていきます。
まだ一話を見ていない方は↓↓から。詳しく文字起こししています。
前回のおおまかあらすじ
銃殺される元擬神兵の満足げな顔を見て、
シャール・加隈亜衣が、ハンク・小西克幸の獣狩りのことを、ちょっと考え直すようになりました。
第三話 巨獣の猛進
場面はまだ擬神兵だったころ、優しい顔でスケッチをするアーサー(津田健次郎)から始まる。
しかし時は立ち、アーサーは、猛獣ベヒモスとして、人々から恐れられるようになってしまった。
(ここでOP)
父から話を聞いてはいたが、初めて汽車に乗り、嬉しそうなシャール。
悲しき南北の戦争が終わり、汽車の鉄橋が南北のルートとして平和の象徴になっている汽車。
車掌さんは、これからは人も鉄道も、未来に向かって進んでいく時だ、と話す。
しかしハンクは浮かない顔。
そう、巨獣ベヒモスが、この鉄橋に向かって、進んできているようだ。
ライザが登場し、ベヒモスは予想より早く動いていて、このままだと鉄橋を破壊しそうだという。
『鉄橋の破壊だけは、なんとしてでも阻止しないと。ずっと東に向かって進んでいるけれど、ハンク、何か心当たりはない?』
そう聞かれるが、ハンクは思い出せない。
軍は、いろいろな砲弾などを試すが、一向に効果はない。
ベヒモスの強靭な肉体は砲弾では通用せず、傷を負えば追うほど外皮が固くなり、より強度を増すらしい。
ハンクはあまり傷を受けていない関節の裏側を狙い、ベヒモスの動きを止める。
そしてシャールは、ライザから、ベヒモスは今まで一度も人を傷つけずに移動してきたと聞く。
『あの人は、今でも人としての理性がある、ということでしょうね』
そう言われたシャールは、ベヒモスのもとに話をしに行く。
『父も、擬神兵でした。どうして東に向かうのですか?鉄橋があるので引き返してください、きっとこれ以上攻撃はしないはずです』
そういうが、ベヒモスは顔を上げて、その先をじっと見ている。
鉄道会社の社長は、爆薬を使ってベヒモスを粉々にしろというが、ハンクは計画は変更しないという。
まずは鉄道の前の谷の崖を崩し、進路をふさぎ、対処するという計画だ。
しかし社長は納得いかない様子。
捨て台詞を吐いて去っていきました。
そして、軍に爆薬の計画を話し、準備するハンク。
シャールは、人を傷つけてないのに、殺す必要があるのかと問う。
『アーサーは、寡黙な男だった。過酷な任務にも文句を言わず、命令に従う。何がしたいとも口にしない、俺が知ってるのはそれだけだ』
『あの人が進み続けるのは、東に何か大事なものがあるからだと思います。なにか心当たりはないのですか』
『知ったところでどうする。俺は、あいつを助けに来たんじゃない、殺しに来たんだ。このまま進めば、鉄橋が壊れる。俺たちが守りたかったものを、俺たちが壊すわけにはいかないんだ』
と、ハンクは苦しそうに言う。
『彼だって、この平和な時代を生きる、一人の人間です、生きることも否定されるなんて、悲しすぎます』
そういって、シャールは泣いてその場を去った。
相談したライザにも、私たちにできるのは、苦しみのない最期を迎えさせてあげること、という。
その夜、鉄道会社が勝手に、ベヒモスを爆薬で殺そうとするが、失敗し、ベヒモスが動き出す。
ハンクは軍に、例のポイントを爆薬で破壊しておけと命じ、擬神兵の姿となってベヒモスと戦う。
動きを止めることはできないが、懸命に足止めをする。
しかしゆっくりだが、鉄橋に近づいていくベヒモス。
シャールも鉄橋の前に立つ。
『あなたに人の心が残っているのなら、お願い、泊まって!』
ハンクも、お前が作った時代を壊すな!という。
そして、ハンクが命じたポイントの崖が破壊される。
その瞬間、日が昇り、ベヒモスの目には、きらきらと輝く海が見える。
それをみたベヒモスは涙を流し絶命する。
ー海が見たい、あいつはそう言っていたんだ。
ハンクは、戦争中にアーサーと話したことを思い出す。
『一度でいいから、この目で本物の海を見に行きたいんです』
そういうアーサーに、ハンクは優しく語り掛ける。
『戦争が終われば平和になる。そしたら見に行けるさ』
ハンクはその平和な時代の海を見ながら、あいつは、俺が殺したんだ、それは変わらない、とシャールに言う。
『それでも、あの人は最後に願いをかなえられた。ハンクさんのおかげで』
そう笑いかけるシャールとハンクの目の前には、きれいに輝く広大な海が広がっている。
(ここでED)
Cパート。
『たった今報告があったんだけど、彼の居場所が分かったわ。ホワイトチャーチよ』
そうライザに言われ、こぶしを握り締めるハンク。
誰なんですか、とシャールに聞かれる。
『ケイン・マッドハウス。元擬神兵部隊の副隊長であり、この世界に擬神兵を解き放った男だ!』
場面は変わり、くらい裏路地で、お兄さん、遊んでいかない?と美女二人に声を掛けられるケイン。
すると、女の首筋にガブリと噛みつく。
その様子を、ケインの傍らで笑いながら見ている幼女ミリェリア(市ノ瀬加那)。
すると噛まれた女は、もう一人の女の首筋にがぶりと噛みつく。
『実につまらない。こんな世に、何の価値がある。何もありはしない。そうだろ?』
『はい、ケイン様』
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前話、ちょっとずつ構成が原作と違ってますね。
海のことも、ハンクが分かっていたストーリーになってますが、
原作では殺してしまった後に、海のことに気づくというストーリーです。
物語が動くのは、次回以降のようです。
それにしても津田健次郎さんは、寡黙でやさしい役が増えてきましたね。
個人的には、コップクラフトとかKくらいのオラオラな感じが慣れているので、
7seedsとかこういう作品は、新鮮です。
中村悠一さんは、ケインをめっちゃ楽しんでやってる感じですねw
ノリノリ感がすごい。
なんかもうケインが中村悠一さんにみえてくる。
それでは次回、第5話をネタバレ解説いたします♪