動画見逃し【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】第1話 詳細ネタバレ解説&感想 浪川大輔の童貞演技と血を吐く平川大輔

こんばんは、ふゆです。

それではさっそく2019年夏の新アニメ、

【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】第1話 詳細ネタバレ解説&感想を書いていきます♪

アニメに先駆けた第0話の解説もしております。

アニメ【ロード・エルメロイII世の事件簿魔眼蒐集列車 Grace note】第0話

アニメ 【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿】とは?

 

なんと、原作2冊を12話で消化するであろう中、1話目はまるまるアニメオリジナルです!


第1話 バビロンと刑死者と王の記憶

 

日本 冬木大橋 -十年前-

オープニングでは、Fate/Zeroで、イスカンダルとギルガメッシュの戦闘、決戦シーンが映ります。

 

イギリス アーチゾルテ邸 -七年前-

『お前たちは、いきなり人をさらっておいて!』というウェイバーの声。

『わたしは、お前の隠れファンというやつでねえ、ウェイバーベルベット君』

逆さづりにされているウェイバー。

『私はライネス・エルメロイ。アーチゾルテ。第四次聖杯戦争の参加者にして君の恩師、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの義理の妹といえばわかるかな』

出たー!幼女でろりでめっちゃドSむんむんのライネスちゃん。

『君は冬木で行われた聖杯戦争に参加した。兄は敗れ、命を落とした』

『そうだ。僕は幸運にも敗れたが、命は落とさなかった』

『半年後、君は多額の借金をして、兄の残したエルメロイ教室を買い取った』

『遺産を奪った泥棒とでも言いたいのか?』

『まさか。なぜ君がそんなことをするつもりになったのか、知る権利があるだろう?』

『長い話になるぞ』

『知っているかね。人間は逆さづりにされると、三時間で心臓が止まる』

そういわれ、しぶしぶウェイバーは話し始める。

*****

ウェイバーは砂にまみれた遺跡の中に立っている。

ここが、バビロン。ギルガメッシュが築き、そして、世界の覇者イスカンダルの最期を看取った町。

ウェイバーは、荒廃した街を歩いています。

すると、バイクをける青年の姿が。妹のため、病院に行きたいのにバイクが壊れて動かないのだとか。

日本製だと言われたから買ったのに、というが、明らかにばったものである。

ウェイバーは手をかざし、ここはあいつの街だから、見過ごせない、と言ってバイクを直してやります。

その後ろから、声をかけてくる一人の男。

『あんた魔術師だな?俺も時計塔にいたんだ。これでもロンドン帰りのバルザーンてここらじゃ知れた顔だ』

『知らない。僕は宿を探しているだけだ』

『魔眼と魔術の組み合わせだが、ちょっとしたもんだろう?おれのところにとまってけよ』

無理やり連れていかれたウェイバーは、織の中に閉じ込められてしまいます。

『魔術師の肉体というのは最良の素材だ。じっくり活用する』

『いけにえ扱いか・・・・どうせ時計塔じゃモノにならなかったから田舎でいばってんだろ!!!』

と言って柵をけりますが、イテテテと転げる。

第0話では、変わり果てたようになってしまったウェイバーだけど、fate/zeroのかわいい童貞君の面影がここでは拝めます。

魔眼の効果は切れてるからと、脱走しようとするウェイバーだが、後ろからうるさいよ、声を掛けられる。

同じところにもう一人閉じ込められていたようだ。しかし、ウェイバーの顔を見るなり、

『ウェイバーベルベットじゃないか!君の学友・メルヴィンだ!』

といってウェイバーに抱き着くが、急に血を吐くメルヴィン(平川大輔)。

平川さんも、お調子者っぽい可愛い演技です。かつ神とは大違いの楽しそうなひらりん。

『お前は相変わらず唐突に血を吐くんだな。なんでこんなところにいるんだ?』

『いや、バルザーン先輩に必ず儲かる話があると言われてついてきたら子このざまだ。3000万ドルもかっぱらわれたよ。おまえは、私に金を借りて日本に行ったんじゃなかったっけ?』

と言われ浮かない顔のウェイバー。愉快な話を聞かせてやるから、と言って、日本への旅費を借りていたのでした。

そう、聖杯戦争へ行くための費用です。

しかし、聖杯戦争で、僕は何もできなかっらから、面白い話は聞かせられない、と悔しそうに言う。メルヴィンは、

『ケイネス先生が、ひどい死に方をしたっていうくらいしか知らない』というが、ウェイバーは驚く。

そして逆さ刷りのウェイバーに画面は戻る。

『生きているはずはないと思っていたが』とウェイバーは言うが、

『確認のしようもなかっただろうし、そして婚約者のソラウ嬢も死んでたんだ。といって、さらに驚く。

またメルヴィンの場面に戻り、メルヴィンは言う。

『死体はひどいありさまで、魔術刻印も回収できなかったみたい。殺したのは、セイバーの英霊だって聞いた』

『ここを出よう、長居は無用だ』

ウェイバーは立ち上がり、扉の接合部を老化させる魔術を使って扉を破壊します。

『君、なんか変わった?童貞捨てたとか』

『捨ててな『ほほう?私も興味がある。捨てたのか?』?とライネスちゃんがドS顔で聞く。

ライネスちゃん、童貞かどうか、気になるおませんちゃん。

『どうでもいいだろそんなの!!奥で工房をみつけたんだ』

メルヴィンの場面に戻る。

『ここはイスカンダルの墓だと言って、採掘させてるんだ。採掘が忙しそうだからとんずらさせてもらおう』

それを聞いたウェイバーは

『ここを叩き潰すぞ!叩き潰すといったんだ!』とはりきる。

採掘場に忍び込んでバルザーンを覗き見るウェイバーたち。

ぶつぶつ言うも、面白いのが大好きなメルヴィンはわくわくして手伝う。

『お前の行いは時計塔のおきてに反している!お前のやっていることは見過ごせない!』

『お前はあほか?逃げ出せたのに、おまえはまた魔眼のとりこになりに来たのか。ありがたく活用させてもらう。この魔眼は無敵だ!おれは時計塔を超えてみせる』

『俺を認めなかった時計塔にってやつ?全部見たことある術式だ。だけどロンドンとバビロンでは霊脈も何もかも違う。これじゃだめだ』

『お前に俺の魔術の何が分かる!』

『わかるさ!余すことなく教えてやるよ!』

ウェイバーは、採掘場の霊脈のバランスを崩して悪霊を活性化させ、爆発させます。

『お前の術式は、ロードたちの猿真似に過ぎない。ばーか。魔術師が魔術師を倒す必要なんてどこにもないんだよ』と笑いながら言って、ウェイバーたちはバイクで立ち去ります。

そしてウェイバーは言います。

『すまない、金は少ししか返せない。約束していた愉快な話もない。無力でバカだ。だけど、やりたいことがある。だから、金を貸してくれ!僕は先生を失ったエルメロイ教室を買い取りたい。僕には先生の死に責任がある。担保も保証もない、だが頼む!』

と言って頭を下げるウェイバー。

『いいともさ。そこで金を貸す理由はただ一つだ。私たちは親友だ。親友になるんだウェイバー!今の言葉は私を感動させたよ』

そう目を輝かせて言うメルヴィン。しかしその瞬間魔たちを吐く。

ー『そういうわけだ』とライネスに言うウェイバー。

逆さづりを解いてもらえます。

『そして君は3年間、エルメロイ教室を運営してきた。あの魑魅魍魎うごめくエルメロイ教室維持した。これはもう奇跡だ。私個人としては、最初の疑問に帰ってくるんだよ。

そこまでして、どういう心境だ?』

『エルメロイ先生が亡くなったのは、僕の行動に起因するからだ。僕があの教室によって育てられたのは事実。ほかの生徒から、学ぶ機会を奪うわけにはいかない』

そうキリリというウェイバーに、高笑いをするライネス。

『確かに君があのイスカンダルの聖遺物を盗み出さなければ、兄はもっと長生きできたかもね』

僕の罪は認める、命だけは勘弁してほしい、というウェイバー。

『かの王の名に懸けて、やるべきことがあるからだ』という。

ライネスちゃん、ちょっと頬を赤らめ、トゥンク、、、とします。

『君の罪悪感に漬け込み、頼みごとをしよう。しようエルメロイ派の借金は大変なことになっている。それを肩代わりしろ』

『わかった』すぐにOKを出したことに驚くライネスは、じゃあ二つ目と焦り気味に言う。

『兄の魔術刻印は一割程度しか回収できなかった。このままでは家はおしまいだ』

それも何とかする、というウェーバーに、ライネスは訝しげにするが。

『言っただろう、責任を取るって』という。

『わがエルメロイ派にとって、ロードの地位は絶対だ。ロードを輩出する資格を失えば、時計塔の派閥とはみなされない。ただ私では若すぎる。私が適齢期になるまで、エルメロイのロードの座を維持してほしい。

えへへ。私が成人するまで、誰かにロードの仕事をしてもらうってことだよ』

『それはつまり、、、、』絶句しているウェイバー。

『そういうことだ。頼んだぞ、新たなロード・エルメロイ。それともこう呼ぼうか?

おにいさまっ★』かわいすぎるやろ。

『条件がある。ふさわしいのは先生だけから、二世、をつけてほしい』

『兄のことを嫌っていたのでは?』

『今でも好かないが、師としては尊敬している。何より僕には、追うべき相手がいるんだ』

そういって、ジャケットを肩に掛けます。

ーそうだ、聖杯戦争が終わっても、ばかばかしいくらいに人生は続く。

続くんだから、あがかなきゃいけない。

fate/zeroの思い出シーンが映ります。

ーいつか、お前の見たかった、最果ての海にたどり着くまで。

 

ロンドン 時計塔 -現在-

時間軸が現在に戻ってきました。

『師匠、戻られましたか。お客様がお見えです』と笑顔のグレイ。

部屋の扉を開けたウェイバー、ロードエルメロイⅡ世を待ち構えていた、成長したライネスちゃんと老けたメルヴィン。

『またやっかいごとか』

『もちろん。親愛なる兄上。ロードエルメロイⅡ世にふさわしい、難事件だとも』

 

END*****

いやーアニメオリジナルにしては、つくり素晴らしかったです!!

原作の雰囲気を全く壊すことなく、かといってでしゃばることもなく、

なんといっても映像美がすごい。

めっちゃきれい。お願いこのまま維持してくれ。

背景にまで手抜かりのない、作りこまれた美しい映像でしたね。

なんといっても、ウェイバーの変わっていく様子がこれからたのしみ。

すんごい大人びた雰囲気になっていますが、いったい何が…

何話までアニメオリジナルか分かりませんが、これからの展開、そして過去話との絡みが見逃せませんね。

 

それでは次回、アニメ第二話のネタバレ解説を書いていきます♪