こんばんは、ふゆです。
それでは早速、アニメ かつて神だった獣たちへ 第8話のネタバレ解説&感想を書いていきます。
一番下には無料で視聴できる動画サイトも載せています。
Contents
第8話 【眠りの歌姫】
前回までのあらすじ
シャールが日笠陽子と石川界人についていきます。
+++++
セイレーン(早見沙織)が、昔歌を歌っていた時のことを思い出す場面から始まる。
『私に向かって与えられていた歓声は、もう聞こえない・・・』
一人海の岸壁で、たたずむセイレーン。
(ここでOP)
来るべき戦争に備え、擬神兵掃討を急ぐ北部パトリアユニオン。
大統領は息子が率いる軍に、擬神兵を三ヵ月での討伐を命じる。
港町ポートガルフには、補給船を待つ擬神兵討伐部隊クーデグラース隊長クロード(石川界人)の姿があった。
いつのまにか同じ服を何度も着ているシャールとライザは買い出しなどをしている。
そして、独り波打ち際を歩くシャールは、儚くも美しい歌声を聴く。
『今すぐ立ち去れ、ここで観たものは忘れるんだ』
その歌に誘われ向かった海祠でシャールはチャールズに後ろから銃を突き付けられる。
シャールは、擬神兵セイレーン=ベアトリスとチャールズに出会うのだった。
『ベアトリスは歌手だったんだ』
チャールズは、ベアトリスをかくまっている男だった。
『昔の話よ。昔は、みんな私の唄を聞けば笑顔になってくれた。私の誇り、私の居場所。
でも戦争が起きてすべてが変わった。わたしの唄はいらないものになった。
でもある日、私は擬神兵に選ばれ、戦場に行った。歌のない時代は嫌だったから。
戦場で、私はたくさんの人を殺した。
返ってきた私たちを、私たちはもう人ではなかった。
化け物の唄では、人に喜んでもらうことはできない。
それからここで暮らしているの。
でももう終わりね。隠れ続けるのは無理よ。
唄のない人生なんて、生きていても仕方ないわ』
『私しばらくこの町にいるから、また来てもいいですか?もっとお話を聞かせてください、ベアトリスさん』
そういって、シャールはベアトリスのためにできることを探し始める。
隠れ家に花屋や貝を持って行ったりして、楽しい時を過ごした。
+++
場面はケイン(中村悠一)のところへ。
擬神兵をつかって、要塞を作り始めている。
『ケイン様、いつになったらあの人は来るの?』
ケインに後ろから抱き着きながら、ミリエリアが聞く。
『もうすぐさ』
不敵にほほ笑むケイン。
++++
またシャールとベアトリスの場面へ。
『私、夢があるの。また昔みたいに、舞台で歌いたいの。こんな姿じゃ歌えないけど』
『そんなことない。またみんなが、ベアトリスさんの唄を聞いてくれるはずです』
帰ったシャールは、クロードにウロウロするなと怒られる。
『本当にただの任務として擬神兵をせん滅したいだけなのですか』
そう聞くシャールに、クロードは強く答える。
『僕の兄こそ、ケインだ。弟として奴を撃つ。僕も僕のなすべきことをする。
ハンクも兄も』
チャールズの店に、村人が詰め寄る。
『お前、隠してることはないか、擬神兵を隠してるんじゃないか。調べさせてもらうぜ』
そういわれ、店の中で乱闘になるチャールズ。
チャールズは撃たれて満身創痍で、ベアトリスのもとに向かう。
そしてベアトリスに逃げろという。
『彼らを恨まないでくれ、疲れ切っているんだ。トリス・・・
ピアノは引いてやれそうにない、すまない』
そういってチャールズは死んでしまう。
ベアトリスは歌を歌い、街をさまよう。
そしてその歌を聞いた人は、みな深く眠りについてしまうのだった。
クロードたちも後を追うが、みな眠ってしまう。
シャールはベアトリスのもとに駆け付ける。
『どうしてこんなことを』
『みんな、幸せそうに眠っているわ。明日におびえることもない。私だけの舞台よ』
『私が見たかったのは、こんなんじゃない!』
ベアトリスは、クロードに撃たれ、逃げ出す。
『こんな体じゃ、私の唄なんて誰にも聞いてくれない。
あなたも、私の唄なんて聞いてくれないんでしょ』
そうシャールに泣きながら言うセイレーン。
『父は言葉を失っていたけれど、温かい思いは伝わってきた。
あなたも、昔のように歌えるはずです。
聞かせてください、あなたの唄を』
そうシャールが言うが、クロードの部隊にセイレーンは砲撃を浴びる。
かばうシャール。
歌いだすベアトリス。
唄を聞いて、クロードは撃とうとするが、シャールがこの歌は違うと制止する。
そしてベアトリスは、昔を思い出し、歌を歌う。
歌い終わり、倒れこむベアトリス。
『シャール、どうだった?』
『素敵でした』
そう言って、ベアトリスは息を引き取った。
+++
夜が明け、港でクロードとシャールが話すシーンに。
『ハンクの痕跡を、見つけた。
一つ言っておく。今度邪魔した時は、君ごと撃つ』
そう言って立ち去ろうとするクロード。
『私は助けたかった。あの人は、私の大切な友達でした』
(ここでED)
Cパート。
『許してくれ、腹が減って仕方なかったんだ』
雪山で、人を食べている擬神兵ヴィック。
ハンクはそんなヴィックに声をかける。
『だめだ、心を亡くしたものは葬る。ヴィック、隊の誓いを果たせ』
そういって擬神兵になろうとするが、ハンクは満身創痍でやっとのことで倒す。
『誓いを、果たすんだ・・・』
そういうハンクの後ろに、ロイ・擬神兵ガルム(鈴木達央)が、見つけたぞ・・・と見つめる姿が。
シャールちゃんをお嫁さんにしたいと言っていた馬鹿っぽい男の子だね。
次回は鈴木達央さんの回のようです。