動画見逃し【かつて神だった獣たちへ】 第1話 詳細ネタバレ解説&感想  能登麻美子に銃を向ける中村悠一がかっこいい!

こんばんは、ふゆです。

 

さっそく、夏アニメかつて神だった獣たちへ 第一話をネタバレ解説していきます。

あらすじや声優さんなど、大まかな解説は↓↓からご覧ください

アニメ 【かつて神だった獣たちへ】とは?

 


第一話 【かつて神だった獣たちへ】

 

物語は、能登さんの低くて艶やかなナレーションで始まります。

新大陸、パトリア。旧大陸からの移民が独立し、この地に民主主義国家を築いてから100年。

新たに発見されたエネルギー鉱石、ソムニウムをめぐり、北部工業都市群と、南部鉱山都市群が対立。

国を二分する内戦が始まった。

北部パトリアユニオン、南部パトリア連合に分かれての内戦は、その人口差により南部優先の戦線が続いた。

 

銃や爆撃による戦場が映し出される中、白いコートに身を包んだ一団が現れる。

『攻撃開始!』

フードを被った男・ハンク(小西克幸)が号令をすると、面々は様々な擬神兵に変身し、うわー、化け物!と恐れられながら、戦場で見事な活躍をし、敵軍を蹴散らします。

敗戦の危機に瀕した北部政府は、その状況を打破すべく、禁忌の技術を用いて、特異な兵士を作り出した。

戦場を瞬く間に蹂躙する、異形の兵士たち。その姿を、人々を神にたとえ、擬神兵と呼んだー

 

戦場から戻り、難攻不落と言われた敵地を落としたことで、上官からお褒めをいただいている隊長ハンク。

しかし、到着が遅れたことで犠牲が出たことを詫び、謙遜する。

とにかく次の任務までゆっくり休んでくれ、と言われ、上官に敬礼をするハンクの横には、もう一人の兵士、ケイン(中村悠一)の姿も。

二人が立ち去った後、上官は人が変わったような声で

『奴らはただの兵器。うまく使ってやればいいのだ。』と吐き捨てます。

テントの中で研究をしているエレイン(能登麻美子)のもとに帰ってきた二人。

無事で何より…というエレイン。

能登さん、ご結婚・妊娠されて、一段と母性本能のある包み込むような雰囲気をまとうお声になられました。

そして隊員たちの体についてエレインに問うハンク。

『症状の進行が見られた隊員たちは少なかったわ。何とかして見せる。擬神兵の生みの親として』

どうやらエレインが神を作り出した研究者のようです。お母さん。

『大丈夫だ、みんなお前を信じてる。もちろん、お前もだ』

そういって、ケインの前で露骨にいちゃつく二人。

あー、ゆーきゃんさん、能登さんとられちゃったね。

幼いころの三人が映った写真たてが飾られており、どうやら三人は幼馴染のようです。

隊員たちのたくさんいる楽しそうなテントに場面が変わります。

『じゃあ今はシャールちゃんが一人で孤児院を切り盛りしてるってことか』

と、おバカキャラっぽいロイ(鈴木達央)が、ウィリアム(平川大輔)に尋ねます。

『うちは早くに妻を亡くしているからな。自慢の娘だ』

怜ちゃんも素敵だけど、落ち着いたお父さんひらりん。ほしい、こんなお父さんほしい!!

『僕もそんなこと結婚したいなー!シャールちゃん紹介してよ!!』

『戦争が終わったらみんなで遊びに来てくれ』

とウィリアムに言われ、ハイテンションで喜ぶロイ。そこにやってきたハンクにも、

『みてみてー!シャールちゃん!今度紹介してもらうの!』

と、シャールの写真をハンクに見せるロイ。天真爛漫やね。

これから起こる惨劇を思えば、もうすべてが何かのフラグにしか感じません。

美人でしょ、という問いにそうだな、と軽く答えたハンク。

『あれ~?体調は博士一筋でしょ?浮気はだめよ~?』と隊員に茶化されます。

しどろもどろに汗を流すハンク。

エレインとの今後をいろいろ問い詰められたハンクは、

『戦争が終わったら考える。。。』と腑抜けたことを言います。

 

それからも、擬神兵は戦場でめざましい活躍をみせます。

ハンクとケイン、とても連係プレーのとれたいいコンビのようです。

戦闘中も、擬神兵の血を採取したり、研究に明け暮れるエレイン。

戦争中とはいえ、夜にテントで談笑する隊員たちは仲睦まじく、とても楽しそうです。

ある日、またまた戦場で勝利をおさめ、思いのほか早く片が付いたと語っていると、突然擬神兵の一人、アビーが暴走を始めます。

周りの人々に謎の毒ガスをまき散らし、次々に襲い掛かります。

やめろと言って近づくハンクに、アビーは

『俺じゃない…別の…』

と苦しみながら人間の姿に戻り、のどに手を突っ込んで自害します。

その様を目の当たりにした、ほかの擬神兵たち。

戦場から引き揚げた、いつもの陽気なテントは見る影もなく、皆一様におびえています。

『俺も、アビーみたいになるのかな・・・』

エレインは、

『最近アビーに、”擬神化して戦っていると、どっちが本当の自分なんだろうって考える時があるんです。そのうち人に戻れなくなったりして・・・”と言われた。私気づいていたのに、何もしてあげられなかった。これは私たち全員の身に起こりうることなのかも、私、分からないの、ごめんなさい・・・』

といってうなだれます。

次の日、隊員たちの前で、アビーの死体を焼きながらハンクは語り掛けます。

『アビーが力を暴走させた原因はわからない。俺たちにも同じことが起こる可能性がある。それでも、私たちは獣じゃない!医師と誇りを持った擬神兵部隊だ!だから今日ここで、一つの誓いを立てる。

心を亡くしたものは、仲間の手で葬る!

また今回のようなことが起こるなら、それを止めるのは俺たちであるべきだ。

この全員でこの状況に立ち向かおう!俺たちは決して一人じゃない!』

隊員たちは涙しながら、ハンクの言葉を聞いていました。

テントに戻り、おのれの無力さに打ちひしがれるエレイン。

しかし戦争は続きます。

数々の戦争を戦ううち、人間の姿に完全に戻れない隊員も出てきました。

暗い雰囲気に包まれる隊員たちに、ハンクは言います。

『この戦争が終わったら、俺はエレインと一緒になる。それを、ここにいる全員に祝ってほしい。これは隊長命令だ。

みんなで、生きて帰ろう』

その言葉に、また息を吹き返した一団。明日は大きな戦が待っているようです。

テントに戻ったハンクのもとに、ケインがやってきます。

『お前が隊長だったから、俺たちはここまでやってこれたんだ。

本当に、誇りに思うよ』

『いや、そうじゃない。みんなが信じてくれたから、俺は迷わずに行動できたんだ。部隊の仲間が、俺をこの舞台の隊長にしてくれたんだ。』

『はは、君らしいな。私たち三人が出会った時のこと』

『ああ、戦災孤児のおれと、名門エリート坊ちゃんのお前が親友になるなんて、だれが予想できる』

と言って、二人は笑いあいますが、

『ハンク、エレインを頼む。支えてあげられるのは、君だけだ』とケインは何かを悟ったような顔をします。

 

そして夜、エレインにくらい木の下に呼び出されたハンク。

『ハンク、この戦争はもうすぐ終わるわ。明日の作戦も、おそらく直前で中止になる。

秘密裏に停戦交渉がなされており、すでに講和条約の草案もある。この国は一つに戻るのよ』

やっと平和な時代が来る、と、満天の星を見ながらほっとするハンク。

『だけど、そこに私たちの居場所はない』と対照的に暗く呟くエレイン。

次の瞬間、振り返ったエレインはハンクに向かって発砲します。

驚き崩れ落ち、体が動かなくなっていくハンクに、エレインは言います。

『擬神兵になった人間は、いずれ人の姿だけでなく、心もなくしてしまうの。皆必ず。ハンク、あなたもよ。

そうなったあなたたちは理性を失い、制御できなくなってしまう。それを避ける方法は、見つけることができなかった。

そうなったら、戦争よりも大きな脅威になる。そうなる前に、私は責任を果たさなければならない。

擬神兵を生み出したものとして、みんなを獣にするわけにはいかない。ハンクは優しいから、私を止めてしまう。

安心して。私もすぐ行くわ』

と、撃ったハンクを抱きしめるエレイン。

そこにケインがやってきます。エレインは振り返り、

『ごめんなさい、私一人でやるべきことに、巻き込んでしまって。計画通り、今から部隊のみんなを殺します。この銃弾なら、みな苦しまずに死ねるわ。そして最後に、私とあなたが死ねば擬神兵にかかわるものはこの世界から消える』とケインにいう。

しかしケインは、いや・・・とだけ低く呟き、

エレインの胸を銃で撃ちます。

あーゆうきゃん!大好きな能登さん撃っちゃった!

そして銃弾に倒れた二人を見ながら、あーひゃひゃひゃひゃはははは~と狂ったように笑いました。

その声を聴きながら、意識が遠のいていくハンク。

・・・

次に目を覚ました時、ハンクは軍病院にいました。

目を覚ますなんて、擬神兵の生命力はすごいわね、と金髪ミニスカートで、めっちゃ巨乳の軍のお姉ちゃんが挨拶をしに来ます。

そしてなんと、もう2か月も寝込んでいたことが判明。

その間に、戦争もとっくに終わっていた。

そして、エレインは行方不明に。

ケインによって、擬神兵は望むところに返されたが、次第に理性を失い各地で様々な被害を出し始め、人も犠牲になっている。

かつて神とさえ言われた擬神兵だが、今や人々に忌避される存在になってしまった、と。

そしてケインは終戦直後から行方が分かっていない。

いったい何が起こっているの?と聞かれたハンクはこぶしを血が出るほど握り締め、

『ケイン!!!!!!!!』

と、怒りをあらわにし、部屋の壁をバッキバキに叩き割りました。おいおい。

 

そして、あの誇り高き白いコートを身にまとったハンク。

三人の写った写真と銃を持ち、旅に出た。

そしてハンクは、心を亡くしたかつて神だった獣たちを、殺しに行くのだった。

『この力で究極の神になった!何が悪い!』とめっちゃ暴れ狂うエドガー安元洋貴を見つけたハンク。

『今までも、俺たちが神だったことは一度もない!心を亡くしてしまえば、俺たちはもうただの獣だ!』

といって、自らの手で葬り去りました。

あー、1話で安元さんさようなら。いい声だったよ。

そして最後に、銃を肩にかけ、いやいや服装考えろよっていうワンピースで歩く、あのシャールちゃんの姿でEND。

戦いに行くんだから、せめてジーパンかスニーカーくらい履いたほうがいいよ。

OPがなかったので第一話はEDにOPの曲が使われていました。

 

あっけなく、みんな殺されちゃうよ・・・・

擬神兵の人たち、みんな大好きなのに。

中村さんは、なんか軍だと残虐鬼畜役多いですね。

え、好きですけど。一番好きなのは、グリズリーさんです。

次回、第2話 竜の娘 をネタバレ解説していきます!